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コンセプト

鮮魚だけでは成り立たない

漁港では毎日、新鮮な魚がたくさん水揚げされますが、鮮度落ちが早く期待する値は付きません。佐渡のような離島は、鮮魚を運ぶのに時間とコストがかかるのでどうしても価格が高くなり、価格競争にも勝てません。佐渡の魚が一般に流通しない理由はここにあります。市場で引き取られない魚は地元で消費するか、海に戻すしかありません。

日本海の恵みを凝縮する

魚は消費地に運ばれ、結局加工調理されて消費者に提供されています。
これを産地で新鮮なうちに加工調理することで、魚の旨みを逃がさず、美味しい商品ができます。頭や内臓など食べれない部分も氷詰めにして運ぼうとすれば、その分コスト高になります。佐渡の悩みは航路流通コストが高いことです。
佐渡島内で魚を可食部分だけにして、付加価値が高く保存性のある商品にするビジネスモデルが求められているのです。
Sado Kitchenは、日本海に浮かぶ佐渡の漁港にあります。清浄な海から水揚げされた新鮮な魚介類をすぐに加工施設に運んで処理します。素材の旨みを最大限に引き出し閉じ込める料理法で旬の恵みを凝縮しています。

佐渡の食の新しいスタイル

新鮮な間に加工調理して可食部分だけを出荷するのであれば、通常の流通プロセスに商品が乗り、離島のデメリットがなくなります。これまで市場に出せなかった魚も利用でき、水産資源を大切にできます。
煮る、焼く、蒸すに次ぐ第4の料理法を活用し、Sado Kitchenが佐渡の食の新しいスタイルを提案します。 

Sado Kitchen
佐渡沖・日本海の汚染されていない豊かな魚介類
水揚された新鮮な魚介類を、すぐにSado Kitchenへ
素材の旨みを引き出し、凝縮し閉じ込める料理法
重さ大きさを小さく保存性を高めて氷なしで配送